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獣医さんが来た… [あにまる]

 クラブに獣医さんがいらっしゃいました。歩様や様子がおかしい馬がいるのでその検査と、新しく来た馬の検診のためです。
 馬場では、歩様検査を行いました。常歩・速歩で直線を歩かせて、歩様をチェック。必要ならば、調馬索をつけての検査も行います。私が今朝乗った馬も、歩様検査を受けていました。歩様が異様に固い…というのが理由です。今朝乗ったのが私だから、余計に固くなったのかしら◯| ̄|_ 運動に使えない程ではないということでしたが、これからは今まで以上に、馬に負担をかけずに乗れるようにならないと…。
 担当の馬の中では、【June】が左脇腹の腫瘍の検診を受けました。良性の腫瘍で、高齢馬にはよくあるとのこと。大きくなったり、気にして噛んだりするようなら切除した方がよいが、もう高齢なので、麻酔のリスクを考えると、積極的に切除はしない方がよいとのことでした。今後は大きさ・形の変化に気を配って、急に大きくなったりしたらまた診察を受けた方がよいそうです。良性とのことで、少し安心しました。
 歩様検査で異常のあった馬のエコー検査が行われました。デイパックに入るくらいの小さなエコーを獣医さんが持って来て下さり、蹄洗場で撮影です。画像を止めながら、獣医さんが丁寧に説明をして下さいました。ふ〜ん、馬の脚ってああいう構造なのね…比較のために、健康な脚も毛刈りして、正常画像もみせて下さいました。正常が分からないと、異常も分かりませんから。エコー検査を受けた馬の脚は、決して良い状態ではありませんが、オーナーさんが大事にしている馬なので、今後はオーナーさんと相談の上、対処していくそうです。

 とても気さくな獣医さんで、些細な質問にも丁寧に答えて下さいました。どうもありがとうございました。「動物はいつかは死ぬけれども、その短い間、どれだけこの子たちがハッピーでいられるかを考えるのが僕らの仕事」と仰っていたのが印象的でした。馬に限らず、たいていの動物は人間よりも早く旅立ちます。特にゲッシーたちは、あっという間に駆け抜けていってしまうこともあります。一緒にいられるのは限られた時間だけれど、馬もゲッシーも、私に関わってくれた子たちが幸せだと感じてくれるように、もっと日々のお世話を頑張らないと、と改めて思いました。
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